今回、興味深いプロジェクトに参加させていただきました。
フツーは出来上がった商品を書くのがコピーライター と思われがちですが、コンセプトワークから携わるのが常なんです。ワタシだけじゃなく多くのコピーライター がそうでしょう。やりたい方向や持つべきシズルを言葉化することでプロジェクトの全員が同じイメージを共有でき、想いやベクトルを共通にし、プレなく進んでいくことができるんですよね。
この「mofumofuプロジェクト」という名のプロジェクトは堺市に本拠を構える三栄ケースさんが主体になって進行している(そう、まだ現在進行形です!)プロジェクト。三栄ケースさんは主にジュエリーケースを製造するメーカーです。“mofumofu”とは、皆さんがよく知っているものではクルマのシートやジュエリーケースなどの起毛素材をイメージさせるオノマトペ的なネーミングです。三栄ケースさんの主要技術でもあります。今回のプロダクトでは、その技術を生かした商品にすることを主眼としました。あの独特の手触り感やキモ可愛いさを生かすことで手に取りたい部屋に置きたい、そんなモチベーションを引き出したいという狙いです。というわけで、プロダクトネーミングとプロジェクトネーミングに冠しました。
メンバーはADの浪本さん、IDの中井さん、そしてワタシのクリエイターとヘラ絞りの達人吉持さん、アルマイトの魔術師桐島さんという職人肌の技術者メンバーが一緒になってプロダクトの開発をしました。
さらに三栄ケースさんはもとより、三栄ケースさんの協力会社さんにも製作過程でさまざまにおチカラを借りています。
まさに、“コラボとはこのことだ”と言いたいプロジェクトです。
さらに、三栄ケースの浜名社長がnoteにプロジェクト開発のことを執筆されています。こちらも、読んでください